2004年4月の入手から20年が経過した古いステッカー、初版タイプの「一寸法師(紫×白反射)」です。
2015年07月以来、8年9ヶ月ぶりの出品であり、当方が所有する最後の1枚で御座います。
入手後はグラシン紙に包んだうえで箱に入れて大切に保管しておりましたが、
前所有者様の入手時期および経年数が不明にて、状態からかなり古い品であると思われます。
そのため経年による「ヤレ感」「微妙な縮み」「ヨレ」「圧し痕」「小キズ」などが御座います。
これらはOB諸兄やコレクターにとって「骨董的価値の観点」からは、たまらない魅力ではありますが
あくまでも相当に古い品ということをご理解のうえご参加くださいませ。
ヤフオクやモバオク、メルカリなどで氾濫しております「部外者が自作したマガイモノ」ではありません。
また、1980年代~四国のマニアにより乱造乱発された「空想上のステッカー」でも御座いません。
著作権法上とても重要な意味をもつ初版制作時の原版フィルム(5枚目の画像参照)は、
制作に携わられた先輩方よりわたくしが預かり40年に及ぶ長きにわたり大切に保管しております。
近年登録された「商標登録」は、わたくしどもの有する「先行著作権」に対して
なんら効力は及びませんのでご安心のうえご参加くださいませ(商標法第29条参照)
カミナリ族時代からの歴史を誇り「日本最古の暴走族」とまでいわれる名門チーム「一寸法師」
全盛期には2000名ともいわれる動員力を誇り、
小岩、新小岩、錦糸町、平井、亀戸、竹ノ塚、草加などにまでその勢力を拡大しました。
1966年(昭和41年)ころに創設されたと云われる「一寸法師」が
「日本最古の族」と呼ばれる所以については諸説さまざま御座いますが、
一寸法師の物語が室町時代に作られた『物語草紙』や『御伽草紙』に入っている一作品であり、
「その時代背景が他のグループと比較して最も古い」というところから、メンバー達の口癖になり、
いつのまにか「暴走族の起源(日本最古の族)」かのように伝わったようです。
もちろん、カミナリ族と呼ばれる頃からこのグループが活動していたことは周知の事実であります。
一寸法師は「硬派」としても一世を風靡し、一般的には単独グループのように思われておりますが、
昭和49年の「関東連合」結成集会に参加して連合創設に尽力していたことや、
小岩の「流れ星」らとともに一時期「キラー連合」に参加していたことなどは、
今となっては語り継ぐ人も少なく、知る人ぞ知る伝説の逸話となっております。
また、初期のメンバーが「クラブ」と呼んでいたように、
結成当時はカミナリ族らしくレーサータイプのチームでした。